コラム

対談シリーズで大いに学んでいます

生涯学習情報誌』では「理事長対談 輝き人のチャレンジと学び」シリーズを年初からスタートしました。

第1回は陸上の五輪銀メダリスト・朝原宣治さんで、ケガや現役引退に向きあう中での学びやチャレンジをお聞きしました。

横川が特別顧問をしていた大阪ガス陸上部や日本陸上競技連盟で、同志ともいえる仲だった朝原宣治さん。

第2回は作家で昭和女子大理事長の坂東眞理子さんで、女性活躍社会への取り組みを、自らと社会全体の視点で語ってくださいました。

坂東眞理子さんとは、留学先のハーバード大学で同席してからのご縁。

第3回は六本木の創業130年の生花店・U. GOTO FLORISTの後藤尚右社長で、店のあり方や人材育成における老舗ならではの哲学の一端を教えていただきました。

後藤さんとの対談は六本木のお店で行われました。

最初の御三方は私自身が長年お付き合いがある方でしたが、第4回は「能声楽」のジャンルを開拓し、国際的に大活躍中の青木涼子さんをお招きしました。

青木さんとは初対面でしたので、正直なところ「能」に素養のない私は、本を読んで一夜漬けをしたくらいで、ガチガチに緊張して対談当日を迎えました。しかし、青木さんはお名前のとおり実にさわやかで、そして暖かく優しく、自然体でお話しをしてくださいました。そのお陰でとても良い対談になったと感じております。

財団会員だけでなく多くの方に記事を読んでいただき、チャレンジを続ける青木さんから学んでいただいただけたらと思います(記事は情報誌9月号に掲載)。また、いっしょに青木涼子さんの応援もしてくださいますと、大変うれしく存じます。次回東京公演は12月21日(水)19時から、東京・千代田区の紀尾井ホールにて室内オーケストラとのコンサートがあるそうです。

能声楽家・青木涼子さんと。

 [生涯学習開発財団 理事長 横川 浩]