セミナーハウス有隣園

2012年、国の登録有形文化財に指定されました

セミナーハウス有隣園の隣には、フランク・ロイド・ライトの弟子、遠藤新氏が設計し、1937年に建てられた「有隣園資料館」があります。ここには、当財団理事長 松田妙子の大伯母 大森安仁子が米国から持参した19世紀半ばの貴重な欧米の書籍が、約1600冊保管されています。

「有隣園」はかつて、大森兵蔵と安仁子が新宿に設立した、めぐまれない子供のための福祉施設でした。空襲で「有隣園」は焼失しましたが、安仁子が晩年を過ごした地で、社会のために学ぶ方々を支援する研修施設として、その名前と精神を引き継いでいます。


有隣園資料館外観

安仁子の作品を中心にした居間

2009年、有隣園資料館は保存のため改修工事が行われ、2012年8月、国の登録有形文化財に指定されました。


19世紀の貴重な蔵書

1937年建設当時の面影を残す室内