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生涯学習講演会レポート

2019年

【11月開催】「生涯学習とスポーツ」

「生涯学習とスポーツ」勉強会と懇親会
講演:
苅宿俊文
青山学院大学 社会情報部教授
日本ミニバスケットボール連盟 元理事
坂本正裕
「KARATSU LEO BLACKS.EXE」GM
(3×3プロバスケットチーム)
森圭司
実践学園中学校教員
開催日:
2019年11月29日(金)
会場:
新虎ノ門実業会館(勉強会)
虎ノ門実業会館(懇親会)

スポーツで人を育てる、人をつなぐ

当財団の松田妙子前理事長の大叔父、大森兵蔵は、1900年代初頭、日本にバスケットボールを初めて紹介した。そこでバスケットに的を絞り、「生涯学習とスポーツ」を多面的に考察する勉強会を開催した。冒頭の挨拶で当財団の代表理事、横川浩氏は「生涯スポーツの意義」について語り、苅宿俊文氏は「バスケットボールと社会との関わりを事例を通して考えたい」と提案。それを受けて、坂本正裕氏は「スポーツと地域活性化」、森圭司氏は「生徒の主体性と成長」について話された。会場を移しての懇親会では初対面同士でもすぐに打ち解け、まさにスポーツの魅力を実感できた会となった。

ご協力をいただいた法人等

【9月開催】シンポジウム「ビジネスの限界はアートで超えろ! 実践ワークショップ」

「多元的共生社会における生涯学習を考える」シリーズ第21回
講演:
増村岳史
アート・アンド・ロジック株式会社 代表
開催日:
2019年9月14日(土)
会場:
AP東京 八重洲通り

アートで鍛えた発想力はビジネスに生きる

西洋での美術教育は、絵を見てどう感じるか言語化することから始まる。それが仕事に必要な交渉力を養う。アートは「生きるための武器」でもあり、ゼロからイチを生み出し、新しい価値を創造する。200年も前の印象派の絵が今でも古くさく見えないのはそのためだ。増村氏は、「絵は意識を転換させれば誰にでも描ける」と言う。講義中、3つワークを行った。実際に絵を描く体験を通して受講者は、自分の思考パターンや内面を発見していった。発想力は身近な実践で開拓できる。それに気づいた全員の笑顔が印象的であった。

【7月開催】シンポジウム「「ニュータイプの時代」あなたは価値観をアップデートできるか」

「多元的共生社会における生涯学習を考える」シリーズ第20回
講演:
山口 周
株式会社ライプニッツ代表、独立研究者
開催日:
2019年7月10日(水)
会場:
青山学院大学 青山キャンパス

「問題発見力」を養おう

いま、従来の価値観は大きく揺らいでいる。便利なモノより意味のあるモノに注目がいき、モノをどう捨てるかの本が世界中でベストセラーになっている。過剰な利便性は価値や富を生まなくなった。では、そんな時代に必要な力とは何か。山口氏は、「当たり前を疑い、そこに社会的価値を見いだす力」が大切だと言う。そのために役に立つのが、絵画を見て、描かれているものを言語化すること。つまり断片的な情報から論理的に推理する訓練をすることだ。それが、世の中の出来事から時代を読み取るプロセスに通じる。最後は、苅宿俊文氏とのクロストークと会場からの質疑応答で締めくくった。

【3月開催】シンポジウム「大学の実践的活用法 〜「学び」は新しい人生の原動力〜」

「多元的共生社会における生涯学習を考える」シリーズ第19回
講演:
名取 隆
立命館大学大学院 テクノロジー・マネジメント研究科長、教授
開催日:
2019年3月10日(日)
会場:
立命館いばらきフューチャープラザ
カンファレンスホール

学びは人生を幸福にする

「学び」は、幸福の重要な要素だと名取先生は言う。学びで自身が変化し成長したと感じられる人は、幸福感も強いのだそう。では社会的な課題はどう解決すればよいのか。先生は技術経営学の手法である品質機能展開法(QFD)を紹介する。“品質表”作成の詳しい説明後、参加者には実際に演習問題に挑戦してもらった。さらに「知のプラットフォーム」である大学の活用法も教示。学生、研究員、図書館利用、公開講座参加……。大学はその人の状況にあわせて様々に利用できる。人生100年時代。「生涯研究」のスタンスで、大学をもっと活用して人生の原動力にしようとのことでした。

2018年

【10月開催】シンポジウム「人生100年時代の働く大人の学び方」

「多元的共生社会における生涯学習を考える」シリーズ第18回
講演:
中原 淳
立教大学経営学部教授
開催日:
2018年10月7日(日)
会場:
青山学院大学 青山キャンパス

自ら学びをデザインし、自分の未来をつくろう!

ワークショップデザイナー(WSD)育成プログラム2,000人突破記念を兼ねた今回のシンポジウムは、約250名もの方が参加された。中原氏は冒頭、この講演会はただ聞いて帰るだけでなく、「聞いて、考えて、対話して、考える」会だと念を押す。その通り、要所要所で近くに座っている人同士で話し合う時間がもたれた。中原氏は言う。「人生100年時代、長期化する仕事人生に備えて学び直すことが必要になる」。では、大人の学びで大切なことは何か。具体的に何をすればよいのか。例えば、本を1トン読む、越境する、人に教えてみるなどがよいそうだ。最後に、苅宿俊文氏やWSDの受講生らによる、各自の「学びの履歴書」も紹介された。

【7月開催】シンポジウム「越境的学習を通じた学びなおしの継続」

「多元的共生社会における生涯学習を考える」シリーズ第17回
ワークショップと講演:
石山恒貴
法政大学大学院
政策創造研究科教授
開催日:
2018年7月15日(日)
会場:
東京大学 福武ホールラーニングシアター

アウェーでの学びと気づきがホームで生きてくる

『時間と場所を選ばないパラレルキャリアを始めよう!』の著者である石山さん。自分の所属している状況=ホームから出て、アウェーで社会的活動などを行い、ホームとアウェーを行ったり来たりするのが越境的学習と話す。そして社会人の学びの実態や問題点も、次々と示していく。越境的学習は年齢や置かれている立場に関わらず誰にでもでき、最初の一歩を踏み出すためには読書会でもいい。新しい経験、すなわちアウェーに行ける開かれた姿勢が大切とのこと。最後に参加者を小グループに分けて講師への質問を考える、越境的学習を体験する場がもたれた。

【3月開催】第1回「博士号取得者の会」発足記念トークセッション

「生涯学習が創る学際プラットフォーム ─人生100年時代を迎えて─」
パネリスト:
結城哲彦
2015年博士号取得(法学)池上萬奈
2012年博士号取得(法学)滝澤寛
2015年博士号取得(理学)
開催日:
2018年3月23日(金)
会場:
生涯学習開発財団セミナールーム
コーディネーター:
苅宿俊文
青山学院大学 社会情報部教授
NPO法人ワークショップデザイナー推進機構理事

博士号を出発点として社会に役立てていく

2011年から始まった「50歳からの博士号取得支援」事業も今年で7年目を迎え、この事業をもっと皆様のお役に立てるようにと開催した今回のトークセッション。パネリストの3人の方には、「博士号取得後、どのように活かしているのか」「研究を続けていくエネルギー源は何なのか」など、社会人が何年も研究を続けていく際のモチベーションについて話していただきました。会場との質疑応答もあり、トークセッション修了後の懇親会は、参加者同士の情報交換の場となりました。最後に選考委員長の張競先生から「高齢の博士号取得者が活躍していく場をもっと増やしていきたい」とのお言葉をいただきました。

【3月開催】シンポジウム「進化する「プレイフル!」 〜創造的な大人の学びをつくる〜」

「多元的共生社会における生涯学習を考える」シリーズ第16回
ワークショップと講演:
上田信行
同志社女子大学 現代社会学部現代こども学科特任教授
ネオミュージアム館長
開催日:
2018年3月11日(日)
会場:
京都市梅小路公園 緑の館イベント室

ポジティブな思考を持ち、どんどん実行していこう!

今回のシンポは全員参加のダンスから始まった。次に7名のグループに分かれ、レゴブロックを積み上げ高さを競うゲーム。この後の講演で、ゲームの狙いが明らかにされた。一連のワークショップは、「実行」と「共通体験」の重要性を伝えるためだ。努力すれば成長できるという信念が大事。そこで「つくって」「語って」「振り返る」ことで自分の思考や行動を客観的に把握し、4Ps(「project:計画」「peers:人」「passion:情熱」「play:遊び」)を機能させて課題解決を図る。最後に質疑応答も行われ、聴衆の積極的な参加が目立つ回となりました。

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