コラム

コスチュームジュエリー入門講座 初めての体験

当財団の資格認定団体であるオールアバウトライフワークスが、「ミリアム・ハスケルの創意が息づく技術を学ぶ コスチュームジュエリー認定講座」を、2021年8月に開設しました。
この「コスチュームジュエリー講座」はオリジナル教材を使い、入門講座、ディプロマ講座、認定講座の3ステップで体系的に学べるようになっています。

憧れのミリアム・ハスケル。こんな形で「ハスケル作品の美の叡智が凝縮」された講座に出合えるなんて夢のようです。もともと手仕事には少々自信があり刺繡なども好きだったので、早速、入門講座から受講してみることにしました。

丁寧に梱包されて送られてきた入門講座のキット
丁寧に梱包されて送られてきた入門講座のキット

オールアバウトライフワークスのwebサイトから申し込んだ3日後に、“桜バロックパール”のストリング1連ネックレスと、タペストリーワークのジャボーピンを作るキットが届きました。
テキストのQRコードからは、当講座監修のコスチュームジュエリー研究家である渡辺マリ先生の解説動画を見ることができるようになっています。

初めて知る作り方と細かい作業に最初は戸惑いましたが、的確な説明のおかげですぐに慣れて、時間を忘れて没頭できました。一つ一つバラバラだった桜色のバロックパールが、デザインが放つオーラとでもいうのか、見る見るうちに立体的になり、美しい形を作っていきます。

解説動画を見ながら作り方を確認中
解説動画を見ながら作り方を確認中
細かい作業ですが、すぐにコツがつかめます
細かい作業ですが、すぐにコツがつかめます

手仕事は自分の思うような作品にならなくて、制作後に少しがっかりしてしまうことがよくありますが、完成した作品は、本当に魅力的なデザインで個性と輝きがあり、想像以上の美しさで大満足。
作り方だけでなく「ハスケルジュエリーに学ぶ美しいコスチュームジュエリーの知識」を、ハスケル研究家として第一人者でもある渡辺マリ先生の動画で学ぶことができたのも、大きな喜びでした。

桜色は(株)オールアバウトライフワークスの特注オリジナルカラー。
クラスプ(留め具)も特注で、真鍮が経年変化した色合いを再現している
桜色は(株)オールアバウトライフワークスの特注オリジナルカラー
クラスプ(留め具)も特注で、真鍮が経年変化した色合いを再現している

桜色のバロックパールは思いのほか美しく肌によく合い、ネックレスも重みがあって、ボリュームもとても上品。今回、入門講座だけのつもりでしたが、同じ桜色のバロックパールでロングネックレスや、他にも色々な作品を作ってみたいと思うほど、とても嬉しく楽しい体験ができました。

オフィスで写真を撮ってくれたスタッフたちからも「私も作ってみたい!」という声が次々と上がった「コスチュームジュエリー入門講座」。

美術品のような完成度の高い作品を作りながら、コスチュームジュエリーのすばらしさや装う楽しみを実感し、ハスケルに少し近づけたような気がしました。

華やかさと上品さがあって、誰にでも似合いそう
華やかさと上品さがあって、誰にでも似合いそう

コスチュームジュエリー入門講座 体験まとめ

  • 「ハスケルを作れるようになるのではなく、ハスケルのように抜きん出たセンスを磨いていける人を育成する」講座
  • 動画説明でわかりやすかった
  • クラスプが素敵
  • 作っていく過程において作品のよさが理解できるようになった
  • 予想以上に楽しく、引き込まれた
  • ニッパーとラジオペンチが必要
  • 二つの作品の制作時間はそれぞれ5時間ほど
  • いい趣味が生まれた・継続して挑戦していきたい

[馬場織描]

全員最前列で学ぼう

昨年からさまざまなシーンで、オンライン化が一気に進みました。
会議、授業に学会、診察、飲み会、料理教室まで……。
コロナ下で、こうした催しをオンラインで体験された方は多いと思います。

青山学院大学社会情報学部と当財団が、大人の自由な学びとして2012年から開催しているシンポジウム「多元的共生社会における生涯学習を考える」シリーズも、2020年7月の第22回より、全てオンラインで実施するようになりました。

画面越しにワークショップやクイズ

このオンラインシンポジウムの大きな特徴の一つは、ワークショップやクイズといった体験型イベントを積極的に採用していることです。

「オンラインでワークショップ……いったいどうやるの?」と思われた方も多かったようですが、おおよその流れは次のようになっていました。

  1. 事前に連絡して、紙や鉛筆など創作に必要な道具を用意してもらう
  2. シンポジウム中に、短時間で手紙を書いたり、作品をつくる
  3. 参加者をグループ分けし、作品を発表しあう

創作系ワークショップを行ったのは、第23回「アートを楽しむワークショップ体験ミュージアム」第25回「日本の美意識でリフレームする」です。

参加者のグループに分けには、Zoomの「ブレイクアウトルーム」という機能を活用。それぞれのグループ内で作品を発表しあったり、ディスカッションを行ったり、シンポジウム内のさまざまなシーンで、参加者が能動的に参加できるように工夫されていました。

第26回 「SDGsで学ぼう! 世界を楽しく救うアイデアのつくり方」では、Zoomの「手を挙げる」機能を使って3択のクイズを実施しました。

「アートに全く無縁だったけど、打ち解けて楽しめた」
「初対面の方とコミュニケーションし、共有できたのがよかった」
「楽しく学ぶことの良さを実感した」
「90分、あっという間でした」

終了後の感想を読むと、こうした体験はなかなか好評だったようです。

他にも、Zoomのチャット機能を利用した質疑応答では毎回、答えきれないほど多くの質問をいただき、参加者はシンポジウムを積極的に楽しんでくださっているようでした。


参加者がアルミホイルで作った花の作品

グループでのディスカッションの様子

オンラインシンポジウムのメリット

共催者である青山学院大学 社会情報学部の方には、オンラインになってから印象に残ったことを教えていただきました。

中尾根美沙子さん

「オンラインでの実施になって以降、参加者が全国に広がったことがなによりのメリットだと感じています。講師の方々とも相談しながら、Zoomのリアクション機能を活用し、オンラインでもインタラクティブな場づくりを心がけています。」

酒井章さん(企画・司会)

「オンラインのシンポジウムを最も適切に表現しているな、と感じたのは「全員最前列」という言葉です。リアルな場だと「1(登壇者)対多」なのですが、オンラインだと「1対1」の感覚になります。進行もあえてゆったり、語りかけるようなコミュニケーションが似つかわしいかもしれない、と感じています。」

お二人のお言葉や、お寄せいただいた感想や質問を見ますと、オンラインシンポジウムには、以下のようなメリットがあると言っていいでしょう。

  • 場所を選ばず遠方からでも参加できる
  • 他人の視線を気にしなくていい
  • 最前列感覚で、画面に出される資料も見やすい
  • Zoomの機能を利用すれば、気軽に双方向でのコミュニケーションが可能

当財団では、「生涯学習を考える」シリーズのこのシンポジウムが、多様な価値観に気づき、人と人がゆるやかにつながるよう、引き続き支援を続けていきたいと思っています。

2021年11月20日開催の第27回「なぜ私たちは『じゃ、どうすればいいの?』と思ってしまうのか」では、期間限定で動画配信も行います。当日都合のつかない方や、配信をもう一度見たい方にも利用しやすく便利になりました。
オンライン化で気軽に参加できるようになったこの機会に、皆さまもぜひ、視聴してみてください。

オンラインシンポジウム開催実績
■第22回 平田オリザさんと考える いま「文化」を学びなおすということ(2020年7月)
講師:平田オリザ
■第23回 アートを楽しむ ワークショップ体験ミュージアム(2020年9月)
講師:山原すすむ、栄前田勝太郎
■第24回 言葉の通じないものと対話する方法 〜小径が開く時〜(2020年11月)
講師:鴻池朋子、ドミニク・チェン
■第25回 日本の美意識でリフレームする(2021年3月)
講師:武蔵野美術大学「日本の発想研究会」
■第26回 SDGsで学ぼう! 世界を楽しく救うアイデアのつくり方(2021年7月)
講師:本田亮
関連リンク

生涯学習講演会
2012年からのアーカイブがあります。LLメンバーズは、無料で参加できます。
資格認定後援事業 ワークショップデザイン開発機構

青山学院大学 ワークショップデザイナー育成プログラム

一般財団法人 生涯学習開発財団 事務局
〒105-0001 東京都港区虎ノ門1-1-20 虎ノ門実業会館9階
TEL:03-3508-4551 FAX:03-3508-4550

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